埼玉新聞

 

カンピロバクター検出 焼き鳥やもつ煮など食べた女性4人が食中毒 狭山保健所、入間の飲食店を処分

  • 狭山保健所=狭山市稲荷山

 県は29日、入間市河原町の飲食店「楽″RAGU Fire chicken(ラグ ファイヤー チキン)」で提供された料理を食べた30~50代の客の女性4人が下痢や腹痛、発熱の症状を訴え、うち2人の便から食中毒の原因となるカンピロバクターが検出されたと発表した。

 県狭山保健所は同店で調理、提供された料理が原因と断定し、食品衛生法に基づき同日から3日間の営業停止処分にした。

 県食品安全課によると、客は5人グループで来店し、20日午後6時ごろ、同店で提供された焼き鳥(レバー、ささみ、皮、かしら、ねぎま)やキュウリ、厚焼き玉子、もつ煮などを食べた。25日午後、同店の従業員から「20日に店舗を利用した客1グループ5人のうち4人が、22日から下痢、発熱などを発症している」と狭山保健所に通報があり、同保健所が調査していた。

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