埼玉新聞

 

オリジナル麺のラーメンも 関越道・上里SA、31日リニューアル 上里産小麦を使った麺類など充実

  • 31日にリニューアルオープンする関越道上里サービスエリア下り線(提供)

 関越自動車道上里サービスエリア(SA)下り線(上里町)を運営する西武レクリエーション(所沢市)は、5月上旬から進めてきた改修工事を終え31日、リニューアルオープンする。県内有数の小麦の産地である上里町をPRしようと、町内産の小麦を使った麺類や土産品の菓子などを提供し集客を図る。

 上里SAは1年を通じて、信越方面のレジャー拠点として親しまれている。ただ施設の老朽化などが進み、改修工事を進めてきた。

 改修したのはフードコートや土産品の販売コーナーで、面積は1621平方メートル。フードコートの席数は8席増の154席となった。

 埼玉県は2018年の小麦生産量が1万9300トンで全国7位、うち上里町は1020トンで県内7位となっている。

 小麦産地をPRしようとフードコートでは同町産小麦100%の「肉汁うどん」のほか、同町産などの小麦をブレンドした同SAオリジナル麺のラーメンを提供する。土産品の販売コーナーでは、同町産の小麦を使った「みるく饅頭」や「上里もちもち芋万十」など菓子類も充実させた。

 西武レクリエーションは「改修に伴い、新規メニューや初投入の土産品などを取りそろえた。休憩や行楽情報の収集などでお立ち寄りいただければと思う」としている。

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