埼玉新聞

 

白岡でナシの選果、今年初の作業「今年もおいしいナシできた」 収穫された幸水7・5トンを選別

  • ナシを袋に詰め重さを量る作業員=2日午前8時すぎ、白岡市荒井新田の市梨選果センター

 県内有数のナシの産地として知られる白岡市で2日朝、ナシの選果作業が今年初めて行われた。

 初選果は、猛暑で雨が少なかった昨年に比べると8日遅く例年並み。今年は5月のひょう被害や長引く梅雨の影響など、ナシ農家にとって不安材料が並んだが、無事収穫にこぎ着けた。

 市梨選果センターで行われた初選果は、農家や作業員約50人が収穫されたナシ「幸水」約7・5トンを大きさや形、質で選別。ベルトコンベヤーに乗せて重さを量り、箱詰めするなどの作業に追われた。

 白岡大山梨組合の荒井肇組合長は「例年通り今年もおいしいナシができた。幸水に続き彩玉、豊水、あきづき、新高とおいしいナシを楽しんでほしい」と話した。

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