熱中症で女性死亡 エアコン作動しておらず 意識なく呼吸が苦しそうな女性、自宅で家族が発見/日高
2019/08/07/00:00
県は6日、日高市の女性(83)が5日午後に自宅で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されたと発表した。死因は熱中症。県はエアコンを上手に利用し、小まめな水分補給などの熱中症対策を呼び掛けている。
消防防災課によると、5日午後2時5分ごろ、女性が自宅室内で倒れているのを訪ねてきた家族が発見し、119番した。エアコンは作動していなかった。女性は発見時、意識がなく、呼吸が苦しそうな状態だったという。
県内で熱中症により救急搬送されたのは、5日が死亡1人を含め132人。6日は午後3時時点で91人だった。
6日は各地で気温が上昇した。熊谷市で38・4度、寄居町と鳩山町で37・8度など県内の8観測点のうち5地点で今年の最高気温を更新し、35度以上の猛暑日を観測した。