埼玉新聞

 

日本一暑いまちに1万発の大輪、熊谷で花火大会 70回目の節目にW杯も、特別な年の夜空を焦がす

  • 夏の夜空を鮮やかに彩る花火=10日夜、熊谷市桜木町

 日本一暑いまちの夏の風物詩「熊谷花火大会」(熊谷市、熊谷市観光協会など主催)が10日夜、市内の荒川大橋下流で行われ、スターマインやメッセージ花火など約1万発が夜空を焦がした。

 熊谷花火大会は戦災からの復興を願って1948年に始まり、70回目の節目を迎える。今回は熊谷が開催地の一つとなるラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の開幕を9月に控え、機運醸成のため楕円(だえん)球形の花火なども打ち上げられた。

 会場は浴衣姿の若者や家族連れなど大勢の見物客でにぎわい、特別な年の夏を華やかに彩る光の大輪に酔いしれていた。

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