埼玉新聞

 

酔った家出少女に性的暴行、容疑の男逮捕 寝泊りさせ飲酒 少女帰宅、母に被害訴える「同意の上」/県警

  • 幸手署=幸手市上吉羽

 酒に酔って熟睡していた家出中の18歳未満の少女に性的な暴行をしたとして、県警捜査1課と少年捜査課、幸手署の合同捜査班は19日、準強制性交の疑いで、さいたま市見沼区大谷、自称アルバイトの男(35)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年12月30日夜、当時住んでいた幸手市西2丁目の借家で、大阪府の10代の少女が酒に酔って熟睡し、抗拒不能な状態で性的な暴行をした疑い。

 同課によると、男は昨年12月上旬、SNS(会員制交流サイト)を通じて千葉県船橋市内で少女と知り合い、幸手市の借家で寝泊りさせていた。少女は家出中で、母親から捜索届が出ていた。

 男は犯行当日に酒を買い、少女と一緒に借家で飲酒。少女は男に精神安定剤だと言われて薬を飲まされたという。男は「同意の上です。無理やり薬などは飲ませていない」と容疑を否認。少女が18歳未満との認識はあったという。

 少女は今年1月中旬、男の家を出て大阪に帰り、母親に被害を申告。母親が大阪府警に届け出た。

ツイート シェア シェア