三郷市は5月13日、4年ぶりに「みさと船着き場フェスティバル」を開催する。三郷緊急用船着場は、災害発生時に救援物資等を江戸川を通じて搬送・荷揚げするための施設として2009年に整備。緊急用としての船着場の周知だけでなく、江戸川交流拠点としてのにぎわい創出や観光資源の有効活用のため、同フェスティバルが催され、今回で13回目となる。

　水辺を利用したアトラクションが体験できるため家族連れの参加が多く、特にジェットボート乗船体験は先行予約が数時間で埋まるほどの人気だ。今年はキャンプ体験やランタンづくり教室を新たに実施する。企画政策課は「コロナ禍の影響でソロキャンプや家族キャンプがブームになっている。自宅の身近にある河川敷でもキャンプが楽しめる都市型観光の実践例となれば」と期待を込める。

　フェスティバルは午前10～午後3時まで。ジェットボート乗船体験は当日券も空き状況により用意。キャンプ体験とランタンづくり教室は、9日から電子申請で先着40組の予約を受け付ける（当日券も一部あり）。その他、子ども防火衣試着体験や起震車体験、市内飲食店の特設販売なども実施される。

　問い合わせは、同課（電話048・953・1111）へ。