朝霞署は28日、強制わいせつの疑いで、朝霞市本町1丁目、飲食店従業員の男（26）をさいたま地検に送検したと発表した。

　送検容疑は22日午前11時35分ごろ、朝霞市の路上で、徒歩で帰宅途中の30代女性に後ろから近づき、上半身を触るなどのわいせつ行為をした疑い。

　同署によると、事件前日の21日と22日、昼から夕方にかけて、現場周辺で徒歩の女性が男に体を触られる同様の事件が計4件発生。同署で現場周辺の警戒を強めていた際、26日昼ごろ、現場の路上で、被害者の目撃情報と酷似した男を発見。職務質問で犯行を認めたため、暴行の疑いで逮捕。容疑を強制わいせつに切り替えて送検した。

　男は「仕事のストレスを解消するためにやった」と供述。ほかの3件の犯行もほのめかしており、同署で裏付け捜査を進める方針。