横領した…息子装う詐欺電話 信じた男性、男に560万円手渡す 近所に住む家族に相談し発覚/桶川
2019/08/30/00:00
上尾署は28日、桶川市の無職男性(86)が手渡し詐欺で現金560万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、27日午前10時ごろから数回、男性宅に都内に住む50代の無職長男らを名乗る男から「会社の金を横領した。会社に税理士の調査が入った」「家族に補てんしてもらうことになった。代わりの者が家にお金を取りに行く」などと電話があった。
信じた男性は同日午後1時5分ごろ、自宅前路上で配送業者を名乗る男に、金融機関で下ろした現金560万円を封筒に入れて手渡した。その後、近所に住む家族に相談し、被害に気付いた。
現金を受け取りに現れた男は30~40代、身長170~175センチ、白いワイシャツに黒いズボン姿、丸刈り頭だったという。