新イオンモール川口が地鎮祭 「にぎわい呼ぶ街づくりに」21年の新装オープン目指し着工
2019/08/31/00:00
川口市安行領根岸で29日、サイボーとイオンモール社が共同開発する新イオンモール川口の建設工事の地鎮祭が行われ、着工した。同モールは同所で34年間営業し、昨年8月末に営業を終了。これまで解体工事が行われてきた。2021年3月、新装オープンを目指す。サイボー側の総事業費は140億円。
地鎮祭で、サイボーの飯塚剛司社長は「地域市民の安心安全にも貢献し、ますますにぎわいを呼ぶ川口の街づくりに役立つものにしたい」と決意を語った。
また、イオンモール社の岩本馨副社長は「09年にサイボーとイオンモールの連携継続を確認してから10年。お待たせした分、いいものができたと言われるものにしたい」と述べた。
工事は松田・平田設計が基本設計を担当し、20年前にイオンモール川口前川を建設した安藤・間JVが工事を担う。敷地面積は7万8千平方メートル、延べ床面積は12万5千平方メートル。
同所はサイボーの前身「埼玉紡績」の神根工場や紡績やレース製造設備があった。1965年には当時の皇太子(現上皇陛下)が視察した。84年にショッピングモールに転換した。