大野元裕知事、初日の仕事は防災訓練 「身引き締まる思い」課題が山積、人の命を守る県政に第一歩
2019/09/01/00:00
知事に就任して防災訓練が初仕事となった大野元裕氏は、訓練終了後、記者団に「防災という極めて重要な仕事から始めさせていただき、改めて身が引き締まる思い。人の命を守るための県政にしたい」と述べ、「埼玉県は課題が山積している。これから大変な仕事になるが、その第一歩だ」と語った。
「こんなに選挙から就任まで短いとは思っていなかった。まだ(支援者に)不義理ばかり」と言い、防災訓練の会場では参加者らとあいさつを交わす場面も見られた。
上田清司前知事とは30日夜に電話で話し、任期中の労をねぎらったという。上田氏が今後も政治活動を継続する意向であることに対し、期待感を問われると「(上田氏は)結果を出している方。ご選択を重く受け止めたい」と語った。