ベイシア、130店舗でスマホ決済開始 客から要望多く「PayPay」と「LINE Pay」導入
2019/09/06/00:00
県内などで食品スーパーを展開するベイシア(前橋市)は、6日から一部店舗を除きスマートフォン決済を導入する。政府が10月の消費増税に合わせキャッシュレス決済の拡大へ各種施策の展開を予定し、決済業者も各種キャンペーンを展開する中、決済手段を増やし来店客の利便性向上を図る。
導入店舗は上里本庄店(上里町)など12店を除く130店。スマホ決済は「PayPay(ペイペイ)」と「LINE Pay(ラインペイ)」の2種を導入する。二つを使う利用者が多いことから選んだ。決済方法は、店舗側が提示したQRコードを買い物客がアプリで読み取り、金額を入力してレジ係員に見せて行う方式で行う。
キャッシュレス決済の方法が増える中、若年層の利用客を中心に決済手段の拡充を求める声が多く寄せられた。そのため県内7店舗で試験導入し運用してきたが、特に問題が発生しなかったことから、本格導入する。
同社は「多くの買い物客からスマホ決済の要望が寄せられ、導入を決めた。利便性を高めることで、買い物客の囲い込みにつなげていきたい」としている。