元ウエディングプランナー逮捕 婚礼申込金など着服した疑い 見積金額と実際の金額合わず発覚/県警
2019/09/06/00:00
結婚式費用として預かった現金約120万円を着服したとして、県警捜査2課と大宮署は5日、業務上横領の疑いで、東京都豊島区南大塚2丁目、会社員の男(35)を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は、さいたま市北区内の結婚式場でウエディングプランナーとして勤務していた2013年11月ごろから14年3月ごろまでの間、婚礼申込金など顧客から預かった現金計約120万円を着服し、横領した疑い。
同課によると、男は1組の顧客から婚礼申込金、婚礼精算金、2次会費用として計約380万円を預かったが、書類を改ざんして会社に報告したり、全く報告していない費用もあった。横領した現金の一部は生活費に充てていたとみられる。
見積書の金額と実際の金額が合っていなかったことから不正が発覚。15年1月、会社から大宮署に相談があり、告訴を受理して県警が捜査していた。