埼玉新聞

 

<新型コロナ>男女死亡…埼玉468人感染、あと数日で5類移行 増加傾向の感染、今後受診を迷った人どうする

  • 【ちなみ】消毒液=新型コロナイメージ

    新型コロナ、県内新たに468人感染2人死亡

  • 【ちなみ】消毒液=新型コロナイメージ

 埼玉県は20日、新型コロナウイルスに感染していた2人が死亡し、新たに0~90歳以上の468人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県管轄が327人、さいたま市74人、川口市27人、川越市19人、越谷市21人。前週同曜日より1人減少した。1週間の感染者数の平均は429・7人。

 これまでに確認された感染者は180万5504人。死者は3991人。19日夜時点の重症者は1人、入院は148人、宿泊療養は76人。

 県によると県管轄で80、100歳代の男女2人が死亡した。

 クラスター(感染者集団)関連はなかった。

■5類移行について 4月18日の知事会見の一幕

 知事 感染症法上の位置付けの変更は、5月8日、あと1カ月足らずに迫ってまいりました。県民の皆さまに混乱がないよう準備を進めているところです。1点目は、県コロナ総合相談センターの開設であります。これまで通り、診療・検査医療機関で受診することができます。その一方で、受診先を確認したい方がおられる、もしくは受診を迷う、こういった場合は県受診相談センターがありましたが、これと一般的な質問を受けていた県民サポートセンターを統合して一本化し、県コロナ総合相談センターを開設いたします。看護師が24時間体制で常駐し、対応します。発熱などコロナ感染を疑う症状があった方は、ホームページで診療・検査医療機関を確認していただき、直接受診していただくか、あるいはセンターにご連絡いただければいつでも対応可能なので安心していただきたいと思います。そして、早めにワクチン接種をお願いします。12歳以上65歳未満の方については、接種が5月7日で終了します。8日以降は65歳以上の方、あるいは基礎疾患を有する方、医療介護従事者らに限定されます。オミクロン株対応ワクチン接種には、死亡リスクと感染リスクを軽減させることが確認されています。最新の厚生労働省の発表では、全く接種を受けていない方とオミクロン株対応ワクチン接種を受けた方では死亡率で15・2倍、感染は2・8倍の差があります。オミクロン株対応ワクチンを打てるのは、初回接種が終了し、3カ月以上が経過した方です。ぜひ5月7日までに検討いただきたいと思います。
 

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