<豚コレラ>殺処分を終了、施設・用具などの消毒作業続く 出荷は山梨のみ、感染のあった長野には出荷せず
2019/09/16/00:00
秩父市の養豚場で豚コレラ感染が確認された問題で、県は15日未明までに飼育されていた豚753頭全頭の殺処分を終えた。県畜産安全課によると、15日午後4時で処分された豚の半数が埋却され、施設・用具などの消毒作業が続いている。
感染が確認された農場の10キロ圏内にある2カ所の養豚場からは、同日までに異常は確認されていない。防疫作業完了後28日間は出荷を禁止され、作業が計画通り進んだ場合、解禁は10月14日になる。
農場の豚は全て食肉用で、山梨県の食肉処理場にのみ出荷されていた。同じく感染が確認された長野県には出荷していないという。県は感染経路について、国の調査結果を待つとしている。