<豚コレラ>小鹿野でも感染、殺処分へ 秩父の養豚場から5・5キロ、感染経路不明…消毒不十分?と指摘も
2019/09/18/00:00
県は17日、小鹿野町の養豚場で飼育している豚9頭が豚コレラに感染していたと発表した。秩父市の養豚場で13日に感染が確認されたのに続き、県内では2例目。両施設間は約5・5キロ離れているが、感染経路は分かっていない。県は17日、緊急対策本部会議を開き、大野元裕知事は「非常に遺憾だが迅速な封じ込めが何よりも重要だ」と話した。同日午後5時すぎから小鹿野町の養豚場で飼育している全1118頭の殺処分を開始するとともに、消毒などを進め、感染拡大の防止に努める。20日までに殺処分、防疫措置の完了を目指す。