埼玉県は26日、新型コロナウイルスに感染していた1人が死亡し、新たに0～90歳以上の708人の感染を確認したと発表した。700人を上回るのは2月21日以来。感染者の内訳は県管轄が480人、さいたま市117人、川口市59人、川越市18人、越谷市34人。1週間の感染者数の平均は518・1人。

　これまでに確認された感染者は180万8663人。死者は4000人。25日夜時点の重症者は3人、入院は150人、宿泊療養は4人。

　県によると県管轄の死亡はなかった。川口市では70代の男性1人が死亡した。

　クラスター（感染者集団）関連は確認されなかった。

■GW中は多くの医療機関が休み、コロナ感染が疑われたら　4月25日の知事会見の一幕

　知事　今年のゴールデンウイーク（GW）、県内の観光地に実際に足を運んでいただき、イベントや美しい花々を目や心で楽しみ、地域のおいしいものを舌と胃袋で味わい、五感で埼玉の魅力を堪能していただきたいと思っています。ただ、旅行される方は旅先でも新しい旅のエチケットにのっとった感染対策を行い、安心、安全な観光をお楽しみいただきたいと思います。「ちょこたび埼玉」（サイト）では埼玉の旅の情報がありますので、確認いただきたいと思います。県の電話相談窓口をご案内します。GW中は多くの医療機関がお休みとなります。発熱などコロナ感染を疑う症状があった場合に受診先を確認したい方、受診を迷う方は「県コロナ総合相談センター」にお電話ください。GW中の相談窓口は本日（25日）より、県ホームページのトップ画面からワンクリックでご覧いただけますのでご利用ください。