<小4男児殺害>発見時、死後数時間が経過 首に絞められたような痕、近くにリュックサック/さいたま
2019/09/19/00:00
17日午後8時20分ごろ、埼玉県さいたま市見沼区大谷の集合住宅一室に住む小学4年進藤遼佑君(9)の母親から、「息子が英会話塾に出掛けたまま帰ってこない」と110番があった。大宮東署員らが付近を捜索したところ、18日午前0時40分ごろ、敷地内から進藤君の遺体が発見された。県警は遺体発見時の状況などから、殺害された可能性があるとみて、大宮東署に特別捜査班を設置、遺体を司法解剖して死因を詳しく調べる。
捜査関係者によると、進藤君は玄関脇にある扉付きのスペース内で発見され、首に絞められたような痕があった。
同署によると、発見された際、進藤君は既に意識や呼吸がなく、死後数時間が経過していたとみられる。着衣はTシャツに半ズボンで、靴下ははいていたものの、靴は履いていなかった。
捜査関係者によると、進藤君は座ったような状態で見つかり、近くから進藤君のものとみられるリュックサックが発見された。
進藤君は18日午後4時ごろ、小学校から一度帰宅。教員の母親が仕事から帰宅した際、自宅にいた父親(32)から進藤君が英会話塾に行ったと伝えられたという。その後、進藤君が普段帰宅する時間を過ぎても戻らなかったため、通報したという。県警は両親から詳しい経緯を聴いている。
現場はJR大宮駅の東約4キロの住宅街にある教職員住宅。