埼玉新聞

 

<新型コロナ>男女死亡…埼玉639人感染 苦痛“天空のポピー”刈り取り、もうしなくていいGW…でも注意を

  • 【ちなみ】消毒液=新型コロナイメージ

    新型コロナ、県内新たに639人感染2人死亡

  • 【ちなみ】消毒液=新型コロナイメージ

 埼玉県は27日、新型コロナウイルスに感染していた2人が死亡し、新たに0~90歳以上の639人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県管轄が410人、さいたま市125人、川口市57人、川越市22人、越谷市25人。1週間の感染者数の平均は542・6人。

 これまでに確認された感染者は180万9302人。死者は4002人。26日夜時点の重症者は2人、入院は135人、宿泊療養は1人。

 県によると県管轄で80代の女性1人が死亡。川越市では70代の男性1人が死亡した。

 クラスター(感染者集団)関連は確認されなかった。

■苦痛だった行動制限、GWは3年ぶり開催イベントも 一方でコロナ収束せず対策忘れないで 4月25日の知事会見の一幕

 知事 これまで地元の皆さんが長い間築き上げてきたものが本来の形に戻ることは、心から喜ばしいと思います。特に「天空のポピー」(東秩父村・秩父高原牧場)は、人が来ないように花の刈り取りが行われました。地元や関係者にとっては大変な苦痛だったと思います。そういうことを今回は行わなくていい、行動制限を伴わないということで感慨もひとしお、ポストコロナ元年を彩るものとしてふさわしいと思います。まだコロナは収まっていませんので、しっかりと感染対策をしていただいた上で、ぜひご家族やご友人とご一緒に実際に目で見て味わって体験する、その際は県の観光地を選んでいただきたいと思います。人の移動に伴う地域経済の活性化も期待しているところです。
 

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