川口市は19日、列車内で痴漢行為をしたとして県迷惑行為防止条例違反容疑で逮捕された市保健所管理課の男性主査(45)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。
市職員課などによると、男性主査は5月24日午後7時ごろ、JR高崎線の宮原―上尾間を走行中の下り列車内で、女性の体を触った疑いで上尾署に現行犯逮捕され、6月13日に不起訴処分となった。
奥ノ木信夫市長は「市職員が起こした不祥事は大変遺憾。市民の皆さまの信頼を著しく失墜させましたことを深くおわび申し上げます。職員の綱紀粛正、法令順守意識向上に今まで以上に取り組みます」とコメントを出した。