作業中の23歳男性が死亡 重さ計700キロ、クレーンでつった合板が落下し下敷き 同僚男性が通報/草加
2019/09/21/00:00
20日午前9時ごろ、草加市遊馬町の一戸建て住宅の新築現場で、作業をしていた東京都墨田区八広3丁目、建設作業員佐藤友喜さん(23)にクレーンでつっていた合板が落下した。佐藤さんは頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
草加署によると、佐藤さんは建築中の住宅2階部分、高さ3メートルの場所で足場と梁(はり)を固定する作業をしていたという。同僚の男性が「木材の下敷きになった」と119番した。クレーンでつっていた合板が何らかの理由で落ち、弾みで佐藤さんも基礎部分に落下し、合板の下敷きになったという。つっていた合板は1枚長さ3メートルで幅90センチ、35枚で重さ計700キロだったという。
同署が業務上過失致死の疑いで調べている。