埼玉新聞

 

埼玉俳優・勝村政信さんら“浦和愛”語る 一部サポ残念 元代表・水沼貴史さん告白も「ブーイングなくて」

  • 浦和レッズ後援会の30周年記念セミナーで、浦和を熱く語る勝村政信氏(中央)と水沼貴史氏(右端)=16日、埼玉スタジアム2002ボールルーム

    浦和レッズ後援会の30周年記念セミナーで、浦和を熱く語る勝村政信氏(中央)と水沼貴史氏(右端)=16日、埼玉スタジアム2002ボールルーム

  • 浦和レッズ後援会の30周年記念セミナーで、浦和を熱く語る勝村政信氏(中央)と水沼貴史氏(右端)=16日、埼玉スタジアム2002ボールルーム

 浦和レッズ後援会(会長・清水勇人さいたま市長)は16日、埼玉県さいたま市緑区の埼玉スタジアム2002ボールルームで、設立30周年記念第2回セミナーを開催した。約150人のファン・サポーターが参加した。

 セミナーは3部構成で1部のトークセッションは「メディアから見た浦和レッズの影響力」について、俳優・勝村政信さん(蕨市出身、浦和北高サッカー部OB)と元サッカー日本代表で引退後は指導者・解説者として活動している水沼貴史さん(旧浦和市出身、浦和南高サッカー部OB)が「浦和愛」を語った。

 勝村さんは「レッズは日本一のサポーターを持つクラブ。Jリーグで常に上位にいなければならない」と強い浦和を切望。水沼さんは「Jリーグ誕生の頃、浦和に誘われたこともあった」と告白し「マリノスで浦和と対戦した時、ブーイングを受けるかと思ったが何もなく、どうやら浦和出身と思われてなかったようだ」と話した。「素晴らしいサポーターなのに一部残念な面がある。後援会がリーダーシップを発揮して、日本一のクラブになってほしい」と期待した。

 2部では東洋大学講師の谷塚哲氏(武南高サッカー部OB)と、明治大学教授で主にドイツ・ブンデスリーガを研究する釜崎太氏が「欧州事例にみるクラブ経営への参画手法」で意見を交わした。

 同会は1993年2月に設立され、30年目の今年2月に第1回セミナーを開催。次回は7月の予定。
 

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