埼玉新聞

 

テレ玉アナウンサー荒木優里さん、草加署の大使に 一方、任期終えたパンチ佐藤さんらには草加せんべい贈呈

  • 握手で団結する(右から)荒木優里さん、パンチ佐藤さん、ボヨンボヨンの山本修平さん、岡本昌典さん=草加署

 草加署は、犯罪被害や交通事故抑止など、地域の安全のために活動する「草加署さわやか広報大使」に、テレ玉アナウンサーの荒木優里さんを委嘱するとともに、昨年10月から同署「犯罪被害抑止隊長」を務めた元プロ野球選手のパンチ佐藤さん、「特殊詐欺被害抑止小隊長」のお笑いコンビ「ボヨンボヨン」に、感謝状を贈呈した。

 荒木さんは福岡県出身。現在テレ玉でニュース番組や情報番組などを担当している。新井共実署長から委嘱状と、たすきを受け取った荒木さんは「誰もが人ごとではない、ということを呼び掛け特殊詐欺などの被害を減らすため元気と笑顔を大切に活動していきたい」と意気込みを語った。

 一方、任期を終えたパンチさんと「ボヨンボヨン」の2人には感謝状と記念品の草加せんべいが贈呈された。

 パンチさんは同署が主催する防犯講演会や啓発イベントに参加して市民に犯罪被害への注意を呼び掛けてきた。「ボヨンボヨン」も特殊詐欺の手口や注意点などを折り込んだ漫才を市民に向けて度々披露してきた。

 パンチさんは「任期は終わっても、永久隊長として全国各地で呼び掛けていきたい」と今後も犯罪被害抑止の活動に協力していくことを強調していた。「ボヨンボヨン」も「漫才を見た方に『ためになった』と言ってもらえてうれしかった。これからも継続して注意を呼び掛けたい」と話していた。

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