埼玉新聞

 

<熊谷小4ひき逃げ>言葉にならない…母 遺品紛失、容疑で定年退職の元警部補を書類送検 供述も二転三転

  • 亡くなった息子の遺影を見つめる母親。サッカーが好きな少年だった=2018年9月、熊谷市の自宅

 熊谷市で2009年9月に小学4年の小関孝徳君=当時(10)=が死亡した未解決のひき逃げ事件に絡み、証拠品として保管していた遺品の腕時計を紛失したことを隠すため、虚偽の公文書を作成するなどしたとして、県警は27日、虚偽有印公文書作成・同行使と公文書毀棄の疑いで、事件を担当していた交通捜査課の男性元警部補(61)=定年退職=をさいたま地検に書類送検した。県警交通指導課への取材で分かった。

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