埼玉新聞

 

老朽化で「大水車」解体へ…川の博物館のシンボル 2月5日に解体見学会 巨大水車の解体は珍しく

  • 解体される大水車=寄居町の県立川の博物館

 寄居町小園の県立川の博物館のシンボル「大水車」が老朽化で解体されることになり、2月5日に解体工事見学会が行われる。

 ヒノキを使った大水車の直径は23メートルで、水車の幅は2・1メートル。1997年8月の開館時から同館のシンボルとして親しまれてきた。約1分で1回転し、2015年の途中から回らなくなっていた。巨大な水車が解体されるのは珍しいという。

 新しい大水車も総ヒノキで、19年度中の完成を目指して工事を進める。

 見学会は午前11時半、午後1時、同2時の計3回で、それぞれ30分ほど。かわはく食堂から見学し、水車を多く手掛けてきた職人から解体の手順や部品の説明などを聞く。参加費は飲み物付きで1人300円。入館料は免除になるが、駐車場料金は有料。県外からも受け付ける。

 申し込み・問い合わせは、同館(電話048・581・7333)へ。

ツイート シェア シェア