埼玉新聞

 

<高校野球>県大会ベスト4決定 春日部共栄に逆転勝ち、川口市立が33年ぶり 西武台21年ぶり

  • 春日部共栄―川口市立 33年ぶりの準決勝に進出して喜ぶ川口市立の選手たち

 (秋季大会 27日・県営大宮ほか)

 2球場で準々決勝4試合を行い、花咲徳栄、浦和学院、川口市立、西武台がそれぞれ勝って4強に進出した。4強入りは川口市立が33年ぶり、西武台が21年ぶり、浦和学院が3年ぶり、花咲徳栄は2年ぶり。

 川口市立は昨秋の県大会王者で2連覇を狙ったBシード春日部共栄に2―1で逆転勝ち。1―1の七回、敵失で勝ち越した。西武台はAシード昌平を3―0で下した。エース左腕増田が7安打を浴びながらも無失点で投げ抜いた。

 Bシード浦和学院は埼玉栄に5―3で逆転勝ち。2点を追う七回に代打松村の2点二塁打や吉田匠の勝ち越し2ランなどで一挙5得点した。Aシード花咲徳栄は、聖望学園に10―0の六回コールドで大勝した。

 準決勝は国体開催期間の中断を挟み、5日に県営大宮で花咲徳栄―浦和学院(10時)、川口市立―西武台(12時30分)のカードで行われ、勝者が秋季関東大会(10月19~21、26、27日・群馬)に出場する。

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