埼玉新聞

 

イオン上尾、広大な公園オープン 3千平方メートル テーブル80席、遊具、ペットエリア、イベント予定

  • イオンモール上尾=上尾市愛宕

    イオンモール上尾=上尾市愛宕

  • 【地図】上尾市(背景白)

    イオンモール上尾がある上尾市

  • イオンモール上尾=上尾市愛宕
  • 【地図】上尾市(背景白)

 地域の新たなにぎわい拠点を創出しようと、上尾市愛宕のイオンモール上尾で、施設内に約3千平方メートルの広大な公園「AGEO PARK」がオープン。施設のコンセプトは「みんなであつまる、みんなが輝き続けるサステナパーク」で、平面駐車場を一部改修し、子どもたちが楽しめる遊具広場や、約80席のテーブル席で食事が楽しめる芝生広場、犬用遊具のあるペットエリアを設置している。芝生広場内にはキッチンカーフェスなど年間を通じてイベントも予定している。

 イオンモール上尾は2020年12月の開業以来、100%再生可能エネルギーに由来する「非化石証書」を活用し、実質的に二酸化炭素の排出量がゼロの電力で運営。AGEO PARKも面積の約3分の1を緑地にするほか、ウッドデッキには再生材を利用している。今月には太陽光発電設備も設置する予定で、環境負荷の低減に積極的に取り組んでいく。

 問い合わせは、イオンモール上尾(電話048・770・1520)へ。


■イオンモール上尾どんなところ 埼玉で10店目、上尾は初進出だった(以下はオープン当時2020年12月5日配信の記事)

 流通大手のイオンは4日、上尾市内に「イオンモール上尾」を開業した。開店時間前には約1900人の来店客が訪れるなど、初日からにぎわった。イオンモールとしては新型コロナウイルス感染拡大以降、初めての出店となる。

 新型コロナの感染拡大防止対策としては、出入り口の消毒液設置や管内換気システムの最大限稼働などの基本的な対策をした上で、注文や支払いなどのデジタル化対応の強化や無人のレジを設置。また、非接触推進へネットでの注文品を店で受け取るサービス「ピックアップ!」を導入し、店舗外には冷蔵、冷凍にも対応した受け取り専用ロッカーを設置した。

 イオンの吉田昭夫社長は開業式典で「感染症に対してさまざまな対策をした。安心して買い物をしてもらいたい」とあいさつ。来店客は一定の間隔を取りながら店内に入った。

 イオンモールの出店は同市では初、県内で10店目。総合スーパーの「イオンスタイル」を中核に、県初出店の23店を含む116店の専門店が出店する。中には「本とペットと車」をキーワードに、カーディーラーの埼玉トヨペット、書店の未来屋書店、ペットショップのPETEMOの3社合同コンセプト店「Park of Tables」で新生活を提案する取り組みも行う。

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