カーブミラー65枚割られる被害 場所が近接、同一犯か…住民が音を聞いた直後、自転車の男目撃/県警
2019/10/01/00:00
加須、幸手、久喜市の市道などで9月下旬、路上に設置されたカーブミラーの鏡面が割られる被害が65件発生したことが30日、分かった。県警が明らかにした。割られたとみられる期間や場所が近接していることや現場の状況などから、県警は同一犯の可能性もあるとみて連続器物損壊事件として捜査している。
県警捜査1課によると、被害があったのは加須市が大越など38カ所、幸手市が南2丁目など22カ所、久喜市が河原井町など5カ所。全て直径10キロ範囲に及ぶという。道路を管理する各市が9月24~26日、県警に届け出た。
ミラーの高さは約3~4メートル。いずれも鏡面が割られており、一部のミラー内部には石が残されていたという。
久喜市所久喜では25日午後8時40分ごろ、近隣住民の女性が「バリン」という音を聞いた直後、自転車で走り去る男を目撃したという。
県警は何者かが投石で割ったとみて、周辺の防犯カメラを精査するなどして調べている。