埼玉新聞

 

こだわりのプリンやクラフトビールも! お薦めの「金賞」7品が決定 さいたま推奨土産品 HPなどで紹介

  • 「さいたま推奨土産品」のパンフレットに掲載された金賞受賞の7品

    「さいたま推奨土産品」のパンフレットに掲載された金賞受賞の7品

  • 「さいたま推奨土産品」のパンフレットに掲載された金賞受賞の7品

 公益社団法人さいたま観光国際協会は、2023~24年度「さいたま推奨土産品」の3部門55品から、お薦めの「金賞」7品を決定した。新型コロナウイルスの影響を受け、19~20年度以来。工芸品部門8品から金賞1品、飲料・食品部門17品から金賞2品、菓子部門30品から金賞4品の計7品がそれぞれ選ばれた。パンフレットやホームページで、商品を紹介している。

 市内で作られているなどの条件をクリアした55品について、百貨店バイヤーやさいたま商工会議所担当者ら10人の選定委員が試食するなどして、金賞を決めた。市観光国際課は「推奨土産品を通して、市の魅力を知ってほしい。市外の人に贈ることで、さいたま市に足を運んでいただくきっかけになれば」と話している。

 「プリン工房檸檬堂。」(さいたま市大宮区仲町)の「氷川参道の檸檬堂プリン」が、菓子部門の金賞を受賞した。オーナーの菊池俊茂さん(59)は14年の開業前から、おいしさを追求してきた。県内産の卵や北海道産の牛乳、奄美諸島産のサトウキビ糖など材料にこだわり、約120のレシピの中から仕上げた。使い続けている卵「トップラン」は、試作をして「初めて寝る前に、朝起きてもう一回食べたい」と思った。その後も試行錯誤を繰り返し、現在は23代目だという。

 コロナ禍で苦しんだ時期があり、菊池さんは「氷川様、地元の同級生や友人、近所の皆さんに助けられた。応援に応えることができて、本当にうれしかった」と金賞受賞を喜んでいた。

 金賞の土産品は次の通り。

 【工芸品部門】願かけヌゥだるま(岩槻整型)【飲料・食品部門】クラフトビール「氷川の杜」(氷川ブリュワリー)▽発酵ジンジャーエールGINGER SHOOT honey bee(しょうがのむし)【菓子部門】うさぎ餅最中と竜眼6ケ入(菓子処加藤製菓)▽白鷺宝詰合せ12コ入(菓匠花見)▽氷川参道の檸檬堂プリン(プリン工房檸檬堂。)▽氷川餅(喜多山製菓)

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