あじさいまつりも前倒しに…四季を通じて花を楽しめる幸手・権現堂桜堤 6月開催へ、丹念に手入れ中
2023/05/08/09:24
埼玉県幸手市の権現堂桜堤で来月3日~25日、恒例の「幸手あじさいまつり」が開かれる。今年は温暖化の影響で開花が早まるとの見通しから、開催期間を通常より1週間ほど前倒した。
桜の名所の権現堂桜堤では「桜の季節が終わっても一年中花が見られるように」と園内には四季折々の花々を植栽。例年6月~7月にかけ観光客の目を楽しませているアジサイは100種1万株ほどあり、中でも人気のアナベルは人目に付く駐車場前を中心に約3千株ほど植栽されている。アジサイが咲く園内エリアには、「あじさい坂」「思い出坂」「土手の子坂」などの小坂があり、それぞれ趣の異なるアジサイが楽しめる。
同管理事務所によると、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった昨年度は、計8万8千人が来場。コロナ前と比べ5分の1程度で今年も同規模と予想しているが、良い状態で見頃を迎えられるよう丹念に手入れをしているという。