暴力団幹部ら逮捕 店を開店した男性らに因縁「どうなるか分かってるな」、約1千万円恐喝未遂の疑い/県警
2019/10/03/00:00
県警大宮駅周辺地区暴力団壊滅集中取締本部は2日、恐喝未遂の疑いで、さいたま市大宮区吉敷町2丁目、指定暴力団住吉会傘下組織幹部の無職の男(45)ら市内に住む20~40代の男4人を逮捕した。
4人の逮捕容疑は昨年2月21、22日、静岡市内の飲食店とさいたま市内の会社事務所で、静岡市の会社役員男性(30)ら男性3人に、「契約違反だ」「どうなるか分かってるな」などと因縁をつけ、約1千万円の支払いを約束させる念書を作成させて金品を脅し取ろうとした疑い。
捜査4課によると、男性らが同年5月2日、大宮署に相談し、被害はなかった。男性らは飲食店経営のため、男らが関与する会社と業務委託契約を締結し、1カ月70万円のマージンを支払っていた。その後に男性らが静岡市内で飲食店を開店したところ、男らが現れて因縁をつけたという。
県警は男らが男性らと店舗経営を巡ってトラブルになり、違約金名目で現金を要求したとみて調べる。