政令市で初、さいたま市役所にキッチンカー登場 温かい食事に市職員ら行列、メニューは市のHPなどで紹介
2019/10/03/00:00
さいたま市役所本庁舎敷地内に9月30日から、政令市としては初めてとなるキッチンカーがお目見えした。
現在、同市役所には市民や職員が利用できる食堂が併設されていない。そこで手軽に温かい食事を食べられ、また憩いの場として、新たなにぎわいが生まれることを目的に設置された。
キッチンカーは試験的に12月まで設置し、状況を見て、その後の設置を検討していくという。
キッチンカーは本庁舎正面玄関の東側空き地に、平日の午前11時から午後2時まで設置されている。毎日2台で、メニューは市ホームページなどで紹介する。
営業初日となる30日には、唐揚げとタコライスを販売する2台のキッチンカーが並んだ。正午からの昼休みになると多くの市職員が訪れ、絶品ランチに長い列を作っていた。
市職員の30代女性は「海鮮塩だれ唐揚げ丼」を購入し、「今までずっと自宅からお弁当を持参してきたが、温かいランチが食べられるので助かる。今後も利用したい」と話していた。
清水勇人市長も駆け付け、「毎日メニューも変わるので、職員だけでなく、市民の皆さんもぜひ利用してほしい」と呼び掛けた。