埼玉新聞

 

カレーのまちをPR、松伏でスタンプラリー エスビー食品創業者の出身地を食べ歩き、商工業の活性化へ

  • 「松伏ふるさとカレースタンプラリー」をPRする鈴木勝町長。登録店は黄色いのぼり旗が目印=松伏町役場

  • 「松伏ふるさとカレースタンプラリー」の参加用紙

 松伏町は1日から、町内の飲食店で提供するカレーにちなんだメニューを食べ歩く「松伏ふるさとカレースタンプラリー」を開催している。

 「エスビー食品」の創業者で、カレーやスパイスの国内普及に貢献した山崎峯次郎氏が同町出身であることにちなみ、「カレーのまち」を町内外にPRするとともに、商工業の活性化につなげていきたい考えだ。

 同町によると、山崎氏は国内初の純国産カレー粉製造に成功するなど、カレーやスパイスの国内普及に貢献した人物。このことから同町ではカレーを活用したまちおこしとして、町内の事業者を対象に「松伏ふるさとカレー」登録店舗を募集し、今回のスタンプラリーを企画した。

 登録店は、そば店やうなぎ料理店も含め、カフェやベーカリーなど11店舗。カレーライスやカレー南蛮、カレーパン、ドライカレー、洋菓子など各店舗が趣向を凝らしたメニューを提供している。

 鈴木勝町長は「“カレーのまち”として町全体が盛り上がっていけば。ぜひこの機会に松伏町へ来て、ふるさとカレーを堪能してもらいたい」とPRしている。

 登録店舗は黄色いのぼり旗が目印。各店舗で対象の商品を飲食、購入すると、1店舗につき、スタンプが一つもらえる。スタンプ5個で応募者全員に景品をプレゼントするほか、スタンプの個数に応じて賞品の抽選にも応募できる。

 参加用紙は登録店で配布、または町ホームページからもダウンロードできる。開催期間は12月27日まで。

 問い合わせは、同町環境経済課(電話048・991・1854)か、同町商工会(電話048・992・1771)へ。

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