埼玉新聞

 

<高校野球>33年ぶりV目指す川口市立、23年ぶり決勝進出狙う西武台 5日準決勝、見どころ

  • 2試合で完封した西武台・エース左腕増田

  • 準々決勝で2打数2安打の川口市立・2番越智田

  • 準々決勝以降の組み合わせ

 秋季県高校野球大会は5日、県営大宮で準決勝が行われ、来春の選抜大会への最終関門となる秋季関東大会(10月19~21、26、27日・群馬)に出場する2校が決定する。

 ここまでAシード花咲徳栄、Bシード浦和学院のほか、春日部共栄の連覇を阻んだ川口市立、Aシード昌平に完封勝ちした西武台が勝ち上がった。佳境を迎える終盤戦の見どころを探った。

■安定感が光る投手陣/西武台

 33年ぶりの優勝を目指す川口市立と23年ぶりの決勝進出を狙う西武台は、久々の関東切符を懸けての戦いとなる。

 西武台は1回戦の浦和実、準々決勝の昌平を完封した制球力抜群のエース左腕増田と2番手の右腕井原の2人で計4試合2失点。投手を中心とした守りの安定感が光る。1~9番まで振りが鋭い打線も心強い。

■粘って好機生かす/川口市立

 川口市立は、下位から粘り強くつなぐ打線が好機をものにできるかがポイント。先発はエース右腕川原か、準々決勝で好投した1年生右腕原口か。いずれにしても辛抱強く投げ、打線の援護を待ちたい。

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