埼玉新聞

 

<高校野球>花咲徳栄-浦和学院、決勝で8戦のライバルが準決勝で激突 5日準決勝、終盤戦見どころ

  • 3試合で本塁打2本と好調な花咲徳栄・4番井上

  • 2試合連続で好救援した浦和学院・美又

  • 準々決勝以降の組み合わせ

 秋季県高校野球大会は5日、県営大宮で準決勝が行われ、来春の選抜大会への最終関門となる秋季関東大会(10月19~21、26、27日・群馬)に出場する2校が決定する。

 ここまでAシード花咲徳栄、Bシード浦和学院のほか、春日部共栄の連覇を阻んだ川口市立、Aシード昌平に完封勝ちした西武台が勝ち上がった。佳境を迎える終盤戦の見どころを探った。

■強打とそつのない攻撃/花咲徳栄

 過去8度、決勝で顔を合わせてきた花咲徳栄と浦和学院のライバルが準決勝で激突する。

 県大会に入って3試合全てをコールド勝ちした花咲徳栄は、強打とそつのない攻撃が際立つ。主軸はもちろん、どこからでも得点を狙える。エース左腕高森がテンポの良い投球で守備からリズムをつくって攻撃につなげたい。

■継投策の出来が鍵/浦和学院

 浦和学院は、昨夏の甲子園8強を経験している右横手投げの美又、1年生エース右腕三奈木らの継投で花咲徳栄打線を抑えられるかが鍵。ビッグイニングをつくって2試合連続逆転勝ちの打線は、勝負強さがある。

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