埼玉新聞

 

攻略のコツを伝授! 八潮のクレーンゲーム店で「達人」が指南 小3「丁寧に教えてくれたから簡単に取れた」

  • クレーンゲームの達人から指導を受ける参加者=5日午前、埼玉県八潮市上馬場

    クレーンゲームの達人から指導を受ける参加者=5日午前、埼玉県八潮市上馬場

  • クレーンゲームの達人から指導を受ける参加者=5日午前、埼玉県八潮市上馬場

 こどもの日の5日、クレーンゲームの達人から攻略のこつを学ぶイベントが、埼玉県八潮市の「エブリデイとってき屋 東京本店」で行われた。抽選で選ばれた小学生と保護者が参加し、希望の景品を狙って楽しんだ。

 クレーンゲーム約500台を設置する同店は、毎年子どもの日にイベントを実施。今年は、一般社団法人「日本クレーンゲーム協会」認定の達人が指導する、クレーンゲーム取り方教室を企画した。

 挑戦したのは、棒と棒の間に置かれた景品の位置をクレーンでずらし、取り出し口に落とす「橋渡し」と呼ばれるゲーム台。希少で高価なフィギュアなどが景品になることも多く、現在はクレーンゲームの主流になっているという。

 達人からクレーンを落とす位置や景品のずらし方などアドバイスを受けた参加者は、緊張した表情で挑戦。なかなか思い通りに景品が動かず何回か失敗するものの、狙い通りに景品が落ちると、参加者は大喜び。要領をつかむと、その後はいくつもの景品を獲得していた。

 東京都足立区から訪れた小学3年生の宇都木蓮さん(8)は希望していたフイギュアが取り出し口に落ちた瞬間、興奮したそうで「丁寧に教えてくれたから簡単に取れた。次も挑戦したい」と笑顔で話し、大切そうに景品を抱えていた。

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