<豚コレラ>搬出制限を解除 秩父の農場から半径3-10キロ圏内 野生イノシシの捕獲・検査は継続
2019/10/05/00:00
9月13日に豚コレラが確認された秩父市の養豚農場について、県は防疫措置完了から17日が経過する5日午前0時に、農場から半径3~10キロ圏内の搬出制限区域を解除すると4日発表した。ただし、解除される圏内のうち、9月17日に豚コレラが発生した小鹿野町の養豚農場から半径10キロ圏内と重なる区域は搬出制限が続けられる。
秩父市の発生農場から半径3キロ圏内の移動制限区域は今月16日に解除される予定。小鹿野町の発生農場は8日に搬出制限区域が、19日に移動制限が解除される。営業再開は防疫措置完了から90日後に検査を行った上、試験的に豚を2週間飼育し、問題なければ可能になる。
搬出制限区域が解除された地域にある皆野町役場を含め、3カ所の消毒ポイントや、野生イノシシの捕獲・検査はこれまで通り継続される。