埼玉新聞

 

3万株の曼珠沙華、秩父・深山の花園で見頃 真っ赤な花、例年より10日遅く山里染める

  • 見頃を迎えた「深山の花園」の曼珠沙華園=3日午前10時55分ごろ、秩父市荒川小野原のさぎのすの里

 秩父市荒川小野原のさぎのすの里にある「深山(みやま)の花園」で、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)園が見頃を迎えている。見頃は今週いっぱいまで。

 深山の花園は花木の出荷を行っていた近所の新井捷義さん(77)が60歳の時から整備を開始。秋はヒガンバナの別名である曼珠沙華、春はヤエザクラ、夏はキツネノカミソリ、冬にはロウバイとマンサクが楽しめる。曼珠沙華園の広さは約8千平方メートルで、約3万株が植えられている。

 今年は例年より10日ほど遅かったが、真っ赤な花が山里を染める。時間は午前9時から午後5時まで。入場料は整備協力金としての寄付をお願いしている。場所は秩父鉄道武州日野駅から徒歩15分。

 問い合わせは、深山の花園(電話0494・54・1571)へ。

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