<台風19号>埼玉最接近は12日夜から13日未明 12日昼すぎから次第に強風 河川増水、突風など注意
2019/10/11/00:00
熊谷地方気象台は10日、大型で猛烈な台風19号が12日夜から13日未明にかけて、埼玉に最接近する見込みだと発表した。11日午後6時から24時間の雨量は多いところで500ミリと予想され、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や突風に警戒するよう呼び掛けている。
同気象台によると、10日正午に父島の南西約440キロに位置していた台風は、勢力を維持したまま北上。東寄りに進路を変えて関東地方に接近し、13日午前9時には三陸沖に抜ける見通し。大きな雨雲を伴い、広範囲に強い風雨をもたらすのが特徴という。
県内では11日未明から雨が降り始める。同日午後6時から24時間の予想雨量はいずれも多いところで南部と北部が200~300ミリ、秩父地方は300~500ミリ。その後も降り続け、13日午前にやむ見込み。12日昼すぎから次第に風も強まり、13日にかけて暴風となる。
同気象台は「警報級の風雨が予想される台風。早めの警戒で万全の備えをしてもらいたい」としている。