<豚コレラ>本庄でも感染、県内3例目 野生イノシシの防護柵、設置せず 再発に知事「非常に残念」
2019/10/12/00:00
県は11日、本庄市の養豚場で飼育されていた豚12匹が豚コレラに感染していたと発表した。秩父市、小鹿野町の農場に続き、県内では3例目。県は緊急対策本部会議(本部長・大野元裕知事)を開き、本庄市の養豚場の224頭と、管理者が同じ神川町の養豚場の1860頭の計2084頭を殺処分する方針などを決めた。大野知事は再発を「非常に残念」と述べ、「ウイルス拡散防止や野生イノシシ対策、養豚場のバイオセキュリティーの向上などの対策が重要」と早期封じ込めを指示した。台風19号の影響で、殺処分開始は14日となる見込み。