台風19号の影響により、JRや私鉄各線は12日、計画運休を順次実施したことで、早めの対応を取る人が見られた。

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　さいたま市内で暮らす三女（28）の結婚式に出席するため、午前10時半ごろにさいたま市浦和区のJR浦和駅で下車した秋田県北秋田市の会社員男性（55）は「午後に到着する当初の予定を早めて、こちらに向かった」と、JR角館駅を同7時9分発の秋田新幹線に乗車。結婚式は13日に、さいたま市内で行われるが、男性は「（9月の）台風15号の千葉県のような被害が出ないことを願っている」と話した。

　桶川市の医師の男性（76）は、東京都足立区内の病院で当直勤務の予定だったが、帰宅を促されたという。台風15号の際は鉄道の運休で帰宅の足止めを経験したことで、「こういうときは無理をしないのが一番」とホームに足を急がせた。