埼玉新聞

 

猫けが…吹き矢を刺した男性に罰金10万円 動物愛護法違反の無職 背中に矢を放ち「軽い気持ちで遊んだ」

  • 胴体に矢のようなものが刺さった野良猫(提供写真)

    胴体に矢のようなものが刺さった野良猫(提供写真)

  • 胴体に矢のようなものが刺さった野良猫(提供写真)

 熊谷市内で猫に吹き筒を使って矢を放ち、けがを負わせたとして男が逮捕された事件で、熊谷区検は12日、動物愛護法違反の罪で、熊谷市柿沼の無職男性(64)を熊谷簡裁に略式起訴した。同簡裁は同日付で罰金10万円の略式命令を出した。

 起訴状などによると、男性は4月28日、熊谷市内で猫1匹に対して吹き筒を使用して矢を放ち、背中に傷を負わせたとされる。

 県警は2日、動物愛護法違反の疑いで男性を逮捕。県警の調べに「自分で作った吹き矢で猫を射った。軽い気持ちで、遊び半分でやっていた」などと容疑を認めていた。
 

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