違和感…コンビニでメモ見る客「PC修理代を要求され」 機転利かし店員が通報、犯罪から客守る 県警表彰
2019/10/17/00:00
架空請求詐欺被害を未然に防いだとして、小川署は、コンビニエンスストア「ローソン東小川4丁目店」の店員斉藤明子さん(43)に感謝状を贈った。
同署によると、斉藤さんは9月16日午後2時ごろ、来店した同町の70代無職男性がメモを見ながら「電子マネーカードは買えますか」と聞いてきたため、不審に思って使い道を確認。男性が「パソコンの修理代として5万円分を要求された」などと答えたため、詐欺を疑って同署に通報した。
斉藤さんは「これからもお客さまに積極的に声掛けして詐欺の未然防止に努めたい」などと話した。
小川署の石毛和浩署長は「接客した相手の違和感にいち早く気付き、通報してくれたことで被害を未然に防げた。機転を利かした行動に感謝したい」と述べた。