埼玉新聞

 

作家・荒俣宏さん、川口で講演 埼玉古墳群から出土、国宝の鉄剣をテーマの映像作品お披露目に合わせ

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 川口市上青木のSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザで2月2日午後2時から、行田市の埼玉古墳群から出土した国宝の鉄剣をテーマにした映像作品「古代へのいざない 国宝・金錯銘鉄剣」(埼玉県企画)が初公開される。それに合わせて、作家で博物学者の荒俣宏さんの講演会が行われ、鉄剣から日本の古代史を探る。

 昨年は埼玉古墳群が国史跡に指定されて80年、稲荷山古墳の発掘調査から50年、同古墳から出土した鉄剣の115文字の銘文が発見されて40年に当たった。県はこの鉄剣をテーマにした映像作品を企画、デジタルSKIPステーションが制作した。作品のお披露目とコンテンツ活用を目指して県が講座を開催する。

 午後2時から「古代へのいざない」を上映。行田市郷土博物館の浅見貴子さんが解説した後、荒俣さんが鉄剣を含め、日本の古代史について語る。

 事前申し込み制で定員300人(先着順)。入場無料。申し込みは、デジタルSKIPステーション(電話048・260・7777)へ。

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