<高校野球>西武台8強入り、青藍泰斗(栃木1位)との打ち合い制す 花咲徳栄も快勝、拓大紅陵難なく攻略
2019/10/21/00:00
(秋季関東大会 20日・上毛新聞敷島球場ほか)
第2日は1回戦4試合が行われ、県大会準優勝で23年ぶり4度目の出場を果たした西武台は青藍泰斗(栃木1位)を9-6で下し、8強入りを決めた。県大会王者の花咲徳栄も11-1の七回コールドで拓大紅陵(千葉2位)に快勝した。
西武台は1点を追う五回に山田の右前2点打で逆転すると、5-4の九回にも4点を加えて逃げ切った。花咲徳栄はエース左腕高森が6回1失点と好投。打線も一回から4点を奪うなど、16安打で拓大紅陵の投手陣を難なく攻略した。
第3日は21日に準々決勝4試合を行い、西武台は高崎健康福祉大高崎(群馬3位)と対戦(12時30分・高崎城南)。花咲徳栄は山梨学院(山梨1位)と顔を合わせる(10時・上毛新聞敷島)。
■西武台、逆転に成功
積極的な打撃で15安打9得点を挙げた西武台が、青藍泰斗との打ち合いを制した。
西武台は2-3の五回2死二、三塁から5番山田の右前2点打で逆転に成功。八回に中前適時打を放ったエース左腕増田は、制球に苦しみながらも九回途中まで4失点と役目を果たした。5-4の九回にも松木、山田、伊沢の3連打などで4点を加えて逃げ切った。
■花咲徳栄、打線爆発
序盤の集中打で大勢を決めた花咲徳栄が拓大紅陵に快勝した。
花咲徳栄は一回、1死二、三塁から4番井上の中越え三塁打で2点を先制すると、中井の適時打と本盗で計4点を先行。二回にも浜岡の適時三塁打などで加点し、16安打11得点と打線が爆発。投げてはエース左腕高森が五回まで走者を許さず、6回1失点と拓大紅陵打線を封じ込んだ。