埼玉新聞

 

襲撃された20代男性宅、500万円を強奪…アポ電強盗の可能性、6人逮捕 山口組・弘道会傘下の組事務所で何が

  • 捜索を終えて事務所から出てくる県警の捜査員=18日午後1時ごろ、茨城県つくば市

    捜索を終えて事務所から出てくる県警の捜査員=18日午後1時ごろ、茨城県つくば市

  • 捜索を終えて事務所から出てくる県警の捜査員=18日午後1時ごろ、茨城県つくば市

 昨年11月、川口市の住宅で起きた強盗致傷事件に絡み、一連の捜査から暴力団の関与が疑われるとして、県警は18日、住居侵入と強盗致傷容疑で、これまでに逮捕した容疑者の関係先の茨城県つくば市の指定暴力団六代目山口組三代目弘道会傘下組織事務所を家宅捜索した。

 事件は昨年11月15日に発生した。複数の男が川口市前上町の住宅に侵入し、住民の20代男性を粘着テープで椅子に縛り脅迫。現金約500万円や通帳などを奪い、男性にけがを負わせた。これまでに現場にいた実行役4人と指示役ら男計6人が逮捕された。被害に遭った住宅には事件の約1カ月前に振り込め詐欺を疑わせる電話があり、“アポ電強盗”だった可能性もある。

 県警は、奪われた現金の流れや指示命令をしていた人物がいたかなど、事件との関連を詳しく調べている。
 

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