埼玉新聞

 

2500万円被害 詐欺電話で「偽札か確認します」…信じた女性、自宅に保管の現金を男に渡す/秩父

  • 手渡し詐欺、2500万円被害=秩父

 秩父署は23日、秩父市の無職女性(77)が手渡し詐欺で現金約2500万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、23日午前11時5分ごろ、女性方に警察官を名乗る男から「あなたの通帳が犯罪に利用され、預金リストに載っている。自宅に保管されている現金が偽札の可能性があるので、札番号を確認する必要がある。警察官を自宅に派遣する」などと電話があった。

 信じた女性は同日午後0時10分ごろ、自宅を訪れた警察官を名乗る男に、自宅で保管していた現金約2500万円を手渡した。その後、不審に思って110番し、被害に気付いた。

 現金を手渡した男は30代の小太りで、スーツを着用していたという。

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