カーブミラー割る男、容疑で逮捕 防犯カメラに自転車で徘徊する姿、49歳無職 ミラー損壊129件、黙秘
2019/10/25/00:00
加須市などで路上に設置されたカーブミラーの鏡面が相次いで割られた事件で、鴻巣署は24日、器物損壊の疑いで、住所不定、無職の男(49)を再逮捕した。
再逮捕容疑は9月23日午後7時40分ごろ、久喜市伊坂の市道で、同市所有のカーブミラー1枚をバールのようなものでたたき割った疑い。男は黙秘しているという。
同署によると、付近の防犯カメラに自転車で徘徊(はいかい)する男が映っていたことなどから犯行を特定した。
9月ごろから近隣の市や鴻巣市で同様の事件が相次いでいたため、鴻巣署員が警戒していたところ、今月4日午前2時20分ごろ、鴻巣市南の路上で、自転車に大量の荷物を載せて徘徊する男を発見。職務質問したところ、荷台にバール(長さ約45センチ)を隠し持っており、特殊開錠用具所持禁止法違反の疑いで現行犯逮捕していた。
捜査1課によると、カーブミラーの損壊は加須市で46件、久喜市で37件、幸手市で20件、鴻巣市で18件、さいたま市岩槻区で8件の計129件が確認されており、県警は関連を調べる。