埼玉新聞

 

亡き女児への思いをバラに…平和願う「のぞみ」与野公園に 伯父が作出、縁あるさいたま市で初の植樹

  • バラ「のぞみ」の苗を植樹する(左から)「中央区バラサポーター」の井原正会長、さいたま市公園緑地協会の渡辺誠吾理事長、北里大介区長、小野寺達さん=17日、与野公園

    バラ「のぞみ」の苗を植樹する(左から)「中央区バラサポーター」の井原正会長、さいたま市公園緑地協会の渡辺誠吾理事長、北里大介区長、小野寺達さん=17日、与野公園

  • バラ「のぞみ」。ヨーロッパの気候では長期間咲くため、世界中で人気だという(小野寺達さん提供)

    バラ「のぞみ」。ヨーロッパの気候では長期間咲くため、世界中で人気だという(小野寺達さん提供)

  • バラ「のぞみ」の苗を植樹する(左から)「中央区バラサポーター」の井原正会長、さいたま市公園緑地協会の渡辺誠吾理事長、北里大介区長、小野寺達さん=17日、与野公園
  • バラ「のぞみ」。ヨーロッパの気候では長期間咲くため、世界中で人気だという(小野寺達さん提供)

 バラの名所である埼玉県さいたま市中央区の与野公園で17日、ボランティア団体「中央区バラサポーター」や同区役所の北里大介区長らが区制施行20年を記念して、バラ「のぞみ」を植樹した。アマチュア育種家の元埼玉大教授が、満州(現中国北東部)からの引き揚げ途中に亡くなった3歳のめいを悼んで作出した品種。バラに込められた平和への願いを知ってほしいと、由来を説明する看板も設置した。

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