べに花の郷おけがわ市民芸術文化祭（同実行委員会主催）のステージ部門などが26、27日、響の森桶川市民ホールで行われ、合唱や邦楽、ブラスバンドの演奏などに3千人以上が来場、市民手作りの芸術の秋を満喫した。

　同文化祭は、「器楽・邦楽の調」「合唱フェスタ」「芸能の広場」「総合アート展」の4部構成。ステージでは、家族や友人知人が出演するとあって、一家そろってやご近所連れ立っての来場者が目立った。

　小学生による箏（こと）演奏や、幼稚園児の合唱などは大人気。「頑張れー」「ブラボー」などの掛け声も飛び、満員の客席と舞台が一体となって盛り上がって楽しんでいた。

　アート展も人気で、高校生のユニークなオブジェや、県展入選者らの写真や絵に市民らが見入っていた。

　芸能の広場は11月4日、アート展後期は11月1日～4日まで、同菊花展は11月6日～16日まで、いずれも同ホールで行われる。